知恩院の門のところにいもぼうという名の
趣があるところが食事の場所でした
学生はこういうところ行かないですよね
特に自分だったらぜったい行かない
せっかく声をかけていただいたので、行きましたが
芋とビールっていう組み合わせ、なかなか信じ難かったです
食事会は楽しくて思い出に残りましたが、もちろん料理も
その後、この会社に入って(関東勤務)
たくさんの夜の席に出席しましたが
メニューはここが一番覚えているというか印象に残っています
会社が終わるから
妻を連れてこの店に行きました
ここで、超マニアックな理系トークで盛り上がったんだよ
なんて、話をしているうちに
ふと、なんで会社の人がこの場所を選んだのかを思った時
グッと込み上げるものがあって涙声になりました
きっと伝えたかったことがあったんだと気がついたのです
何百年も続く伝統とはそうそうなことではありません
そういう店で、浮世の会社の話をしているけれど
扱っているものは物理現象のこと
変わらないものとは何かを教えてくれていたことに気がついたときは
感謝の気持ちがさらにあふれてきました
寿司とかステーキとか言っていた自分が恥ずかしい
東京に戻ってから、ここに連れて行ってくださった方に
退職のご挨拶とここに行って来ましたとお礼を述べたお手紙を送りました
やっぱり、相手の方もここに行ったことを覚えていらっしゃいました
そういう方にお会いできた人生に感謝です